結婚式場の契約後は、担当プランナーと結婚式の内容を具体的に決める打ち合わせが始まります。主に、日程と進行、招待客、料理・飲み物、衣装、装花・装飾、写真・映像、費用について確認します。
打ち合わせの回数や順番は式場や結婚式の規模によって異なりますが、契約直後から挙式当日まで、段階的に内容を固めていくのが一般的です。
結婚式場の契約後に打ち合わせする主な内容
1. 結婚式の日程と準備スケジュール
最初に、挙式日を基準にした今後の準備スケジュールを確認します。次回の打ち合わせ時期や、衣装合わせ・招待状の発送・最終確認の締め切りなどを把握しておきましょう。
- 打ち合わせ全体の回数と時期
- 招待状や席次表などの提出期限
- 衣装合わせや試食会の予約
- 最終人数や最終見積もりを確定する時期
- 挙式当日の集合時間や進行確認の時期
式場から案内された期限を過ぎると、変更できない内容や追加料金が発生する内容が出る場合があります。契約書や案内資料で、変更期限とキャンセル・変更料の条件も確認してください。
2. 招待するゲストと席次
招待する人数と顔ぶれは、会場の広さや費用、席の配置に関わります。親族、友人、職場関係者など、誰を招待するかを両家で相談しながら決めます。
人数が決まったら、招待状の送付先や肩書き、席次表の作成に進みます。親族の続柄や職場の肩書きは、本人や家族に確認すると間違いを減らせます。
3. 結婚式の進行や演出
挙式と披露宴をどのような流れにするかも、契約後の重要な打ち合わせ項目です。入場、主賓あいさつ、乾杯、ケーキ入刀、お色直し、余興、手紙、記念品贈呈などの内容と順番を決めます。
演出を追加すると料金や所要時間が変わることがあります。希望する演出がある場合は、内容だけでなく、必要な機材やスタッフ費用、持ち込みの可否も確認しましょう。
4. 衣装とヘアメイク
新郎新婦の衣装を選び、挙式用と披露宴用で着替えるかを決めます。衣装の打ち合わせは式場との契約後すぐに始まることもあるため、早めに予約するのが安心です。
- ウェディングドレスや和装
- お色直しの衣装
- 新郎の衣装や小物
- ベール、靴、アクセサリーなどの小物
- ヘアメイクや着付けの内容
衣装代に含まれる範囲はプランによって異なります。小物代、保管料、着付け料、衣装の持ち込み料などが別料金かどうかを見積もりで確認してください。
5. 料理・飲み物・ウェディングケーキ
料理と飲み物は、ゲストの満足度だけでなく、結婚式の費用にも大きく関わります。コースの内容、飲み物の種類、アレルギー対応、子ども向け料理などを決めます。
可能であれば、試食会や試食付きの打ち合わせで料理の量や味を確認します。アレルギーや食事制限があるゲストは、対象者と内容を式場へ早めに伝えましょう。
ウェディングケーキについては、デザインだけでなく、ケーキ入刀やファーストバイトなどの演出を行うかも決めます。生花や特別なデザインを使う場合は、追加料金の有無を確認してください。
6. 装花・会場装飾・ブーケ
会場の雰囲気に合わせて、テーブル装花、高砂まわり、受付、ウェルカムスペース、ブーケなどを決めます。希望する色やイメージがある場合は、写真や画像を見せると担当者と共有しやすくなります。
同じ色の花でも、花材や季節によって料金や用意できる内容が変わります。装花の打ち合わせでは、見積もりに含まれる範囲と、変更した場合の差額を確認しましょう。
7. 写真・映像・音楽
記録に残すサービスとして、写真撮影、ビデオ撮影、当日映像、プロフィールムービーなどを選びます。撮影する場所や時間、納品される内容、映像の長さなども確認が必要です。
披露宴で流す音楽は、使用できる曲や提出方法が式場によって異なります。自作映像を持ち込む場合は、映像の形式、画面比率、音量、提出期限などを事前に確認してください。
8. 招待状やペーパーアイテム
招待状、席札、席次表、メニュー表などのペーパーアイテムを、式場に依頼するか自分たちで用意するかを決めます。
自作や外部業者への依頼が可能でも、サイズや印刷形式、持ち込み料などの条件が設定されている場合があります。招待状を発送する時期は、挙式日から逆算して担当者と決めましょう。
打ち合わせで毎回確認したいこと
打ち合わせでは、希望を伝えるだけでなく、決定内容と費用を記録することが大切です。次の項目を確認すると、後からの認識違いを防ぎやすくなります。
- 今回決まった内容
- まだ決まっていない内容
- 次回までに自分たちが準備すること
- 式場側が準備すること
- 提出物と提出期限
- 追加・変更による料金
- 次回の打ち合わせ日時
見積もりが変更されたときは、前回との差額だけでなく、何が追加・変更されたのかを確認しましょう。特に、人数、料理、衣装、装花、写真・映像、演出は金額が変わりやすい項目です。
契約後から挙式当日までの一般的な流れ
具体的な時期は式場によって異なりますが、一般的には次のように進みます。
- 契約直後:担当者との顔合わせ、準備スケジュール、契約内容、今後の提出物を確認する。
- 挙式日の数か月前:ゲストの人数、衣装、料理、会場装飾、演出などの希望を具体化する。
- 招待状を送る時期:招待客の住所や宛名を確認し、招待状を発送する。
- 挙式日の1〜2か月前:進行、席次、料理、装花、音楽、映像などを詰める。
- 最終打ち合わせ:参加人数、進行、衣装、持ち物、支払い金額、当日の集合時間を確定する。
- 挙式直前:必要に応じてリハーサルや司会者との確認を行い、当日の動きを共有する。
上記はあくまで一般的な流れです。挙式までの期間が短い場合は、打ち合わせの順番が変わったり、短期間で複数の内容を決めたりすることがあります。
契約後の打ち合わせで特に注意したい費用
契約時の見積もりは、料理や衣装、装花、写真などが最低限の内容で作られている場合があります。打ち合わせで希望を追加すると、最終的な金額が変わることがあるため、内容ごとに費用を確認しましょう。
- 衣装や小物の追加料金
- 料理や飲み物のランク変更
- 装花やブーケの変更
- 写真・映像の追加
- 演出や音響機材の料金
- 持ち込み料や保管料
- 人数変更による料金の増減
希望をすべて盛り込んだ見積もりと、優先度の低い項目を外した見積もりを出してもらうと、予算との調整がしやすくなります。
打ち合わせ前に準備しておくとよいもの
打ち合わせ前に、ふたりの希望や予算の考え方を整理しておくと、決定がスムーズになります。
- 招待したい人の候補とおおよその人数
- 結婚式で重視したいこと
- 希望する衣装や会場の雰囲気の画像
- 取り入れたい演出や避けたい演出
- 料理やアレルギー対応に関する希望
- 用意できる予算の上限
- 家族やゲストに確認が必要な事項
ふたりの希望が一致していない場合は、式場との打ち合わせ前に優先順位を話し合っておきましょう。「必ず実現したいこと」「できれば取り入れたいこと」「なくてもよいこと」に分けると判断しやすくなります。
結婚式場の契約後は、まず準備期限と見積もりを確認する
結婚式場の契約後は、日程と準備スケジュールを確認したうえで、ゲスト、進行、衣装、料理、装花、写真・映像、費用を順番に決めていきます。
最初の打ち合わせでは、次回までの提出物・変更期限・追加料金が発生する条件を確認することから始めましょう。式場ごとに進め方や契約条件が異なるため、分からない項目はその場で見積もりや契約書と照らし合わせて確認してください。







